SHILISUのすとれーじぼっくす

詩、文章。日記。書いてる人は適応障害。抑うつ状態で休職してましたが復職しました。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

☆詩☆相対 と少し日記

「相対」 2011年7月19日 愛してるなんて言えない関係にあなたは何を求めているの?遠く離れているわけでもないのにまるで海も大陸も隔てたみたいにいらないいらないよそんな関係繰り返すのはアイタイする想い ――――――――――――――――― 「相対」を「相対(あいたい…

☆詩☆涙 2011年6月27日

「涙」 2011年6月27日あたしの涙の一粒が 頬で乾いて 小さな分子になる 空気に混じり 宇宙(そら)に昇って 出会って つながって また粒になり いつしか あなたの瞼の上に 落ちる その時は どうか知らせて 確かにあたしの内にある この想いが あなたに届いた…

◯日記◯困るとき

0時を過ぎてパニック気味になったとき。 とても、困る。 連絡する相手がいないからだ。 相手してくれる人がいないので。 ただ、凹みます。 あたしだけなんだな。 って、小さな孤独を感じます。 平日のこの時間なんで。 当たり前です。 そして、9月からは日々…

☆詩☆深青 2011年4月29日

深青 2011年4月29日真っさらな想いの中にあなたが落とした青い秘密ゆったり混ざって満ちていくあたしの奥には恋したがりのブルー溶けるように睫毛が揺れる――――――――――――――――明日、あたしの休職中の補充の方の歓迎会があるそうで。行くのですが。 その、ために…

◯日記◯海に行った

昨日のパニックの話は軽めに済ませて。泣いててごめんねと謝って、「空笑い出てたくらいでちょうどいいよ~」と言われ。 マッサージのお兄ちゃん(血縁ではないです)とは煙草の話をして。お兄ちゃんはgloを貸してくれました。ですが、「話聞いてたら、アメ…

☆詩☆あなたに…volX 2011年5月11日

あなたに…volX 2011年5月11日 原動力という名の悲しみひっくり返すだけで意味のあるものに思える不思議お薬の導く柔らかく抜け出せない睡眠は私の視界を水飴のように遮るもう少しで夢がみれたのにあたし…人が思うほど弱くはないけれどあなたが思うほど強く…

◯日記◯久しぶりに

パニックしました。 希死念慮というよりは、「独りがつらい」「部屋が嫌」「嫌だ何もできない」「自分が嫌い」で泣きました。 スイッチが入ってしまって。 ベランダ出て煙草吸って。 それでも震えと涙が止まらなくて。 でも、抗不安薬を、飲める時間ではなく…

☆創作☆クロ(Another Story)

2006年4月19日「クロ」 少し飲んで帰った夜、アルコールのせいで耳は無音に敏感で、静かすぎて、きっと耳が聞こえないんじゃないかと思った。あんまり寂しいんで押し入れを開けた目をこらして押し入れのスミを見たらクロの目がピカピカしていた呼びかけるで…

◯日記◯独り言

じゃあ、言うけど。 あなたがあたしから何を奪ったかというと。 あなたが大事にしているもの。 この間、写ってたわね。 えぇ、全然違う人の投稿の。 いいですか? その場所。 あなたにとってのその場所。 あたしにとって、あなたはその場所だった。 それをね…

☆創作☆クロ4(End)

引越しの前日、部屋で過ごす最後の夜に、電気を消して布団に入ろうとして、ふと思い立って押し入れの襖を外した。部屋の中は暗く、指先が見えにくかったが、押し入れの奥はさらに暗かった。引越し前のなにもない押し入れの奥、一番暗い隅に、クロはじっとし…

☆創作☆クロ3

先日、寝る前に、あまりの暑苦しさに押し入れから扇風機を出した。電気も消えて、月明かりの下、猫が喉を鳴らすような扇風機の羽根の音を聞きながらとりとめもないことを考えていた。ふと、視界を走るものがあるのに気づき、視線を右斜め上にずらすと、押し…

◯日記◯日々

外出すると、反動でひきこもる。 ベッドから降りれない。 むしろ、帰って来てから、部屋でダラダラ過ごして寝ない。 そして、翌日困る。 今は、別にあまり気にしてない。 けど、やっぱり、思うのは「治るのかなぁ」的なこと。 まぁ。 成るようにしか成らない…

☆創作☆クロ2

今夜は痛いほどの無音、総てが眠りにつくなか、あたしだけが起きている。そんな気になった。あたしの刻む時だけが、なんだか異質なようで、少し不安になる。瞼の裏には、なぜか鮮やかな青空、冴冴としてますます目が覚める。押し入れからクロが覗いているよ…

◯日記◯約束(タイトル書き直し)喫煙

注意?止められ?怒られ?ました。喫煙を。 でも、やめないけれど。 今年中は吸います。 2020年から、やめます。 もし、もう一度、始めたとして。 今の仕事を退職して、「吸おうかしら」と思ったら。 その時に吸ってみて決めます。 60?65? 早期として55?…

☆創作☆クロ1

押し入れの中に、黒い丸い、何だかわからないモノが住んでいるのに気がついた。 影か何かと思ったので押し入れに光を入れた。すると、どこかに必ずできる、影に隠れて消すことができない、やはり影ではなく、幻覚でもないようだ。そして居場所を小さくしたこ…

☆詩☆暗闇 2003年6月12日

暗闇 自分が嫌い。 今日は特別嫌いだ。 いつも結構嫌いだと思っていたけど、ここまでとは思わなかった。 それをあの人に伝えたかった。 なぐさめて欲しかったのか、けなして欲しかったのか、どちらなのかはわからない。 けれど、おそらく思うに後者だ。 あの…

☆創作☆改 天使のくれたもの6(いったん休み)

「天使」の話が聞きたくなった僕は、少年に聞いてみた。「天使ってどんなんだい?」「天使はね、ぼくらのすぐ近くにいてね、ときどきイタズラしたり、ステキな夢を見せてくれたり、いろんなことをするんだ。」 足下の影に潜む、白い5枚の花びらを撫でながら…

◯論◯煙草への依存

不思議ね 不思議 煙の不思議 依存てそうかこれか 納得しながら 煙を吐く あぁでもホントに不思議 深く肺まで吸わない流儀 呑み込まないで そのまま吐く 味と温度と香りだけ だけど そうね だいぶ慣れたから 少しだけ肺に入れてみる その瞬間 喉がチリッとす…

☆創作☆改 天使のくれたもの5

「天使の卵なんだ。」「卵?」「うん。たくさんの小さな結晶がキラキラ光ってる石。カミナリの夜に卵がわれて、雲の中で天使になるんだ。」 少年の眼差しに相手をからかうような意図は感じられない。まだ幼い少年なのだから、少年は本気なのかもしれない。「…

☆歌☆Not Blue

「Not Blue」 ねぇ覚えてる?秋の空はとても青い クルクルと回すのが楽しくてしようがなくてオレンジの傘を壊してしまったわ あなたに笑われ新しいのを選んでもらったけど綺麗な青だったから止めたわ だってほら覚えてる?秋の空はとても青いあぁまた…

☆創作☆改 天使のくれたもの4

少年は僕の手を握ったまま公園をぬけ、大通りへと引っ張っていった。僕は黙ってついていく。 陽の落ち着く時刻のはずだが、期待に反し陽は容赦なく降り注いだ。足下からはジリジリと熱が襲ってくる。街路樹の丸い葉は濃い影をつくり、アスファルトの上の黒曜…

◯日記◯日々について

不安感がね。 起きてる間は、胸を締め付けるんだ。 だから、薬飲んで、寝て、起きるでしょ? 「お前、またかよ、また日中は何もできないで、これかよ?で、夜、寝るの2時とか3時だろ?」「バカか?」って。 おとなりおねぇさん(今はとなりの席じゃないけ…

☆創作☆改 天使のくれたもの3

視線が不躾すぎたのか、少年は不思議そうに小首を傾げた。あわてて視線を瓶に移した。ラベルに見覚えがある。夏がくるたびにあかねが飲んでいたものだ。「これはね、夏だけの飲み物なの」いつでも手に入るのに、そう言って決まって夏の暑い日にしか口にしな…

☆創作☆改 天使のくれたもの2

頬に冷たさを感じて瞼を開けた。いつの間にか寝入っていたらしい。目の前には、7、8歳の少年がいた。彼は少し前屈みになり、こちらに視線をあわせながら微笑んだ。水滴を弾く瓶を手にしている。 「ごめんね、遅れちゃった」 言いながら、瓶の栓をあけ、こ…

◯日記◯今の気持ち

吐いちまえこんなもの飲んだ薬は必要なのかホントに?必要なの?胃の少し上みぞおちに貼りついて落ちないでただ胃の上気持ち悪い吐いちまえ吐いちまえ飲まないでいられないそんなもの吐いちまえそう思って飲みくだすそのために水を飲んで吐きたくて吐きたく…

☆創作☆改 天使のくれたもの1

あかねがいない。 もう探し始めてどのくらいになるだろう。彼女の部屋、彼女の好きな公園のベンチ、一緒に行った白い砂の海岸。思いつく場所はどれも探したけれど、彼女は見つからなかった。 正午を少し過ぎていた。アスファルトに降る夏の陽射しは白く照り…

◯日記◯そういきなりの

死にたい気分 死なないよ もちろん でも 消えたい 消えたい 消えたい あたしなんて要らない 朝なんて来なくていい うそ 早く夜が過ぎればいい この時間が終わって 明日が始まる 胸の奥がグッとなる 抗不安薬はね 効いてるのか わからない 飲まないではいられ…

☆詩☆例えば 2011年2月23日

「例えば」2011年2月23日 たとえば スミレの花の砂糖漬け涙を集めた試験管歌声で育つ雪 綺麗なものにあたしはなりたい たとえば 海の底の砂一粒太陽の残光蝶のおこす風 些細なものにあたしはなりたい ―――――――――――――――――――――― 昨晩は03:28にベッドを押されて…

☆詩☆Concentration 2011年1月27日

「Concentration(濃度)」2011年1月27日 今を たとえるなら 涙が溶媒ため息が溶質リフレインする思考がスターラー均一になった哀しい溶液誰にも求められない後悔のモル濃度質量%濃度に換算なんて面倒言わないでどれだけ泣いたら想いが伝わる? 回りくどく…

☆詩☆mermiaid girl 2007年2月2日

2007/2/2(金) 14:14「mermiaid girl」海に恋したlittle girlおとぎ話の人魚じゃないけど声をなくして ヒラヒラ 手に入れたのは水の中の生活「側にいられたらそれでいいの」「だってこんなにもあたし 彼が好き」ピンクのウロコとキラキラの波でも気づくのが遅…