SHILISUのすとれーじぼっくす

詩、文章。日記。書いてる人は適応障害。抑うつ状態で休職してましたが復職しました。

高気圧ガールになりたかった

あなたの

高気圧ガールになりたかった

晴れた空で

貴方を照らして

海辺で

熱く白い砂を散らすような

貴方の眼を眩ますような

貴方の未来を全て輝かせるような

でも

けれど

あたしは貴方の光にも

貴方の花にもなれなくて

どんな花が咲くのかと

微笑んで水をあたえられるような

そんな女になりたかったのに

今は

ただの低気圧ガール

くらむ目の前

涙を流し

嵐のように貴方を打つドクハク(毒吐く・独白)

竜巻のように貴方のカミ(髪・信じるもの)を吹き上げる罵倒

ごめんなさい

ごめんなさい

ただ心から貴方を

連れていきたかったの

あの空と海に

あの赤と青に

あたしのアイ(藍・哀・逢い・愛)に染めたかった