SHILISUのすとれーじぼっくす

詩、文章。日記。書いてる人は適応障害。抑うつ状態で休職してましたが復職しました。

☆創作☆改 天使のくれたもの3

 視線が不躾すぎたのか、少年は不思議そうに小首を傾げた。あわてて視線を瓶に移した。ラベルに見覚えがある。夏がくるたびにあかねが飲んでいたものだ。「これはね、夏だけの飲み物なの」いつでも手に入るのに、そう言って決まって夏の暑い日にしか口にしなかった。甘ったるいだけの飲み物だと思っていたが、冷えたピンク色はほてる肌を落ち着かせるように感じる。あかねのいう「夏だけの飲み物」の意味がわかった気がして、笑みがもれた。
「ねぇ、早く行こうよ。」
 言われて顔をあげた。少年はこちらを不思議そうに見つめている。
「何処へ?」
「星を探しに。」
 当たり前のように言って、少年は僕の手をとって立ち上げようとする。僕は半ば少年の勢いに押され、立ち上がった。

 

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滅多に連絡くれない、大好きな先輩からもらったバンシルー(グァバ)をゼリーにしました。

 

はじめてだったので、種をどうにかしたくて、四時間くらい格闘しました。

少しだけ、味が薄くなってしまいましたが。

はじめてにしては大分、うまくいきました。

美味しいです。

夏はあんまり、食べるために口を動かしたくなくて。

ゼリーって楽ですね。