☆詩☆感想文 とワクチン接種だってよ
感想文
あまりにも綺麗な言葉とすんだ心ばかりが、キラキラと湧水が溢れるように連なっていて、くらくらした。
あたしの内には、何だかドロドロとした不確かな気持ちがわだかまっていたのに、白いページに踊る活字はとても素直で美しかった。
読んでいて惨めな気持ちになったのに、あまりにもあどけない心をもっと知りたくて、言葉の心の美しさに魅せられて、あたしはむさぼるようにその文章を読んだ。
そして気づいたこと。
今のあたしに足りなかったコト、日常の些細なコトを心から楽しむ方法を忘れていたコト。
例えば、夏の最中に部屋の中央に寝転がるコト、床にあわせた背中を汗がじっとりと覆うって、Tシャツを湿らせていくのを「あぁ、夏の一部になった」と嬉しく思うこと。寒い冬の日に、半袖短パンで冷たいベッドに潜り込んで、手足が段々温まるのを感じてホッとするとか、そんなくだらなくてほかの人から笑われそうなコト。
大好きだったのに、いつの間にか忘れてた。ついこの間まで楽しんでいたのに、こんな不意に忘れるなんて、
読むのがあまりにも苦しくて、下唇を噛みながら、何度も何度も痛みに耐えた。
この本に出会って、少し自分を取り戻した。
2003 4,29
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明日、コロナワクチン打ってきます。一昨日、急きょ決まりまして、ドキドキしながら言ってまいります。職場の皆さんと現地集合で。さて、9人が同じ時間に別々につくかしら??
○日記○ 習慣について
日曜の朝も、決まった時間に目が覚める生活を始めてどのくらいでしょう。よほどのことがない限り、基本は6時までには目覚めます。毎日同じ時間にアラームが鳴るだけなんですけど。
大学の同期がmixiをやめるときの理由で、日記をつけたかった、というのがありました。そのときに、日記をつけることを習慣づけるために、「決まった時間に同じ行動を2週間以上続けることで習慣づく。2週間以上同じ時間にアラームをつけて必ずその時間にどの場所にいても日記をつけていたら、習慣がついた。なので、mixiはもういいかなと思うので、辞めます」と言っていました。
その時にだいぶストンと落ちてきたので、それ以来、何かを習慣づけたければ、毎日アラームをつけて、その時間になるべく行動することを心がけています。
なので、休みの日でもいつでも朝5:15からアラームが15分おきに鳴ります。どんなに遅く寝ても6時には起きる。二度寝、三度寝を繰り返しても、7時や遅くとも8時には元気なのである。
まぁ、そんなことは置いておいて、結局、習慣である。
新しいことをするならば、時間を決めてアラームを。
そして、最近のあたしの新しいアラームは「14:45」服薬しろ、ですね。昼の服薬を忘れがちなのです。
そうでなくとも最近、なんだか休職前に似ていて、息ができなくて外に出れなくてしているので。ここに薬を忘れると、なかなかハードなことになります。
いやでも、自分でまいた種やら何やらの回収ですごくつらいですね。最近は、仕事もプライベートも浮き沈みが激しいです。
なんというのでしょう。まぁ、一番はプライベートですが。
重かったものを下して、それから、なんでしょう。一緒に分け合っていろんなものを背負いたい人に袖にされてというところでしょうか。困ってます。なんでしょうね。
自分の行動が招いたこととはいえ、じゃあ、あなたはどうして。と。。。
問いたいところと、それ以外のところでも、はい、じゃあ、あたし以外に行けると思っておいでか?と。これは自意識過剰でしょうか。
悲しいかな、自分でもわからなくなりました。
とりあえず心と体の調子の悪い時間を過ごしていて、います。
あぁ、先日久々に話題に上げたからでしょうか。あまり夢に出したくない人物が今朝の夢にはいらっしゃいました。
ただの困りモノ。
☆言葉☆蛹というカラを残して、
死ぬと言うこと‥‥「サナギというカラを地上に残して、あの世で蝶になる」
眠れぬ夜に読んだ、ある本の中で見つけた言葉。あたしはその言葉に懐かしさと共感を覚え、魅せられた。
見つめていて不意に昔書いた文を思い出した。
『影は いつかひらひら飛んで 身体から離れる。 消えてしまう。 自らを造り、自らの力で‥身体をあとにする。 そう‥まるで、小さな花から飛び立った 蝶のように‥』
昔のあたしは、ときたま「死」について考えていた。でもいくら悩んでも、答えは一コも出せなかった。
でも実は出せていたのかもしれない。そしてその答えを本能的に残したのかもしれない。詩という、本質を表すには一番不確かな状態で。
昔のあたしは、違う「意味」でこの文を書いた。でも、本当は知っていたのかもしれない。
‥「死」とは何なのか。
確かにその文の「意味」の中にある種の「死」があったのだから。だからこそ残したのかもしれない。
この文を。
‥そう「死」という一文字に一抹の不安を覚えて。
そして、あの眠れぬ夜から、忘れていた不安は再び、じっとりとあたしの精神を襲った。
2003 4,7
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2003年はあたしは何歳だったか。21-03で18、今年36で18になる年ってことですね。
難しいこと考えるなぁ。
でも、魂の重さは21gというじゃないですか。
確か。
やっぱり、なんだか、そんな気がします。
軽くなった何かが飛び立っていくような。
そして、抜けて行ってしまった方がいいような。そんな気持ちになるときがあります。軽くなりたくて。
なといっても、なんといっても。
悔しいですが。もう、いやな気持になってしまい。
☆詩☆星に願いを
星に願いを
たくさん流れる流星群ではなくて、普通の流れ星。キラリと光ってすぐに消えた儚い輝き。幼い記憶に残る感動。ふと見上げた夜空に二筋の煌めき。考えてみればあの輝きを目にしてからだ、あたしが星に願いをかけるようになったのは。
幼いあたしのそう言う対象は月だった。ふと目覚めた瞼に青白い、けれど明るい光。満月。「祈り」を捧げる対象。特別だった存在。それは現在もかわらないけれど、月に祈りを捧げたそのあとに、必ず星に願いをかけるようになったのは、あの経験の後から。‥あの感動は忘れない。忘れられない。思えば、流星群なんて陳腐なものだ。真冬の真夜中、海岸で見上げた凍てついた宇宙にきらめいたあの輝きに比べたら、神秘性の欠片もない。一昨年、始めて流星群をみたけれど、流れ星をみたときに比べたら、その感動は冷めたのもだった。
‥なんだかこの頃、自分が情けない。
あぁ、なんてちっぽけな存在なんだろう。
にもかかわらず、星に願いをかけ、月に祈りを捧げる。
なんて小さくて愚かなあたし。
2003 4,4
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少し、口喧嘩のようなことがありました。
久々に誰かのLINEで泣きました。
まぁ、なんだかんだですねぇ、存在の大きい人物って、それだけの影響力を持っているということですね。
☆詩☆無題の詩 と7/21
今ふと思ったのだけれど、
いい夢ってのは、きっと身体がその感覚を欲しがって吸収してしまうのではないだろうか?
くだらなくていい。
例えば今日のあたしの夢の「歌を誰かと共有できて、しかもその曲がとてもいい歌で、心に染み入るような歌だった」って言う感覚。
あたしの喉が目が、もしかしたら手が、その感覚を味わってみたいと思ったら?
欲しがって、吸収しちゃう。
身体のどこかに隠しちゃう。
で、似た感覚に出会ったときに「あぁこうだったのか、本物の感覚が得られた」と、夢の感覚を放出する。
それがデジャ・ヴ。
あぁ、結構この論好きかもしれない。
だって、起きてスグなら覚えているもの。
だんだん霞が消えるように、だんだん雲が消えてくみたいに。
無くなっちゃうほうが変な感じがするもの。
あぁ、面白い考え。
2005/12/01
我ながら、面白いことを考えるもんですね。
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台風6号はそんなに被害なくすごした。むしろあっけないくらいに終わってしまった。
もちろん先島諸島はしっかり横断しているので、どうなのかなという感はあるけれど。
先島諸島は作物被害が心配ですね。
最近不安感がほんとに強くて、どうしようかな?というところ。
先日夏休みに入ってという状態だが、今日は朝から不安感にいきなり襲われて。
きつかったなぁ。
今は一人部屋なので、不安感いっぱいの状態で、できうる仕事をして、職場で寝ました。結構、ガチ寝しました。二時間くらい。
その後、速度は遅く仕事をして、後半は少し遊んで帰りました。
ネット環境が整っていると置いうのはよきことですね。
とりあえず、長期で休暇を予定している時期までは、仕事もまだまだあるので、ゆったりとはしつつして、やりたいようにやります。
ところで、昨日は帰り道で気づきました。4連休スタートですね。
途中父が釣りをしに来ると意気込んでいたんですが。台風後のこの風と海のコンディションは最悪ではないのでしょうか??
それでも来るくらいなら、あたしに会いたいだけなので、こちらから行くしかないでしょうか?ちょっと心疲れているのですが。
なるようにしかなりませんが、できれば、そっとしておいてほしいのですが。
☆SS☆鏡の上の波 チョコチップクッキーは
鏡の上の波
「‥‥難しい」
鉛色に青光りする波を眺めながら、小さく呟いた。
船は小さな島島を渡り、今、あたしは帰郷のための船に乗っていた。
帰路の安堵感なのか、旅の疲れなのか。眠いのか、ダルいのか、そんなよくわからないような状態で、あたしは海を眺めていた。
手元には、お気に入りの短編。
しかし、先ほどから、それもあたしを一つの世界に止めておくことができない。
意識は、左右に揺らめき、上下にたゆたう。
昨晩見た、真夜中の海に広がっていた、巨大な虚無感が、あたしの内を襲っているようだった。
絶えず聞こえる、子供の声は、何故か熱を持ち、あたしの耳たぶを赤くした。
熱に潤み、ボヤけた視界に、浮かび上がった影‥‥。
「泣いちゃいなよ」
いきなり言われて驚いた。
「今にも泣き出したいって、非道い顔してるぜ」
言葉とはウラハラに、ドコか優しく響く声。
窓の向こうに見える海原は、まるで鏡の面のように静まりかえっている。
船の中にも音がない。先ほどまでの船内放送が聞こえない。煩いほどに響いていた、子供の声も聞こえない。‥姿さえ見えない。船の中には誰もいない。
「泣けよ、ほら」
はっきりと響く声。
ふらふらとその声だけを頼りに歩いていくと、甲板へとたどり着いた。
静まりかえった世界。
ドコまでも続く、青い海、波の一つもたっていない、すべてのモノが息を止め、すべてのモノが消えていた。
「安心して泣けよ」
「大丈夫だから」
言われたとたん、あたしの頬を熱いモノがあとからあとから流れていた。
雫石が海の面へ落ちて、小さな小さな波紋を作った。
「そんなに難しいコトじゃあねぇよ‥」
‥‥いつの間にか寝入っていたらしい。
そんなに長い間ではない。たぶん、ほんの4,5分のことだ。
「‥‥」
何かの気配を感じ、少し‥‥いや、かなり驚いた。
誰かが隣に椅子を引き寄せてコチラを見ていた。
「いつから居たの?」
連れの友人は、「少し前だよ、あなたにしては珍しく、気付いてくれないのかと思った」と少し心配そうに言った。
「ン、誰かと思って、少しびっくりしてた」
「調子は?」
「大丈夫」
先ほどまでの不安定な感覚は、すっかりなくなって、落ち着いていた。
「何か、昼の海は、夜の海ほど面白くない」
友人の言葉に相づちをうつ。
窓の外には、特別な動きなんて一つも見えない、果てない波が広がっていた。
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大部屋に大きなタッパー置いて、小部屋二つに個別において、「今日中に食べて」したけれどみんな食べてくれたかしら。
タッパーの回収を忘れてしまって、帰ってきたけれど、はい。
台風です。あす、しごとやすみだといいです。
☆SS☆ 人魚の涙
人魚の涙
なぁ秀孝、人魚の涙って見たことあるか?
それって真珠のこと?
そうだな、普通はそうだよな?
違うの?
‥いや、あってるんじゃないか?
‥‥?
夢、見たんだよ
‥夢?どんな
俺は海の中にいて‥魚なんだ
‥圭祐が魚なの?
あぁ、きっと熱帯魚かなんかだったと思う。とにかく何処までも青くて、水面の波が砂地の上に踊るんだ
それはいいな
だろ?‥それでしばらく泳いでいたら、人魚を見つけるんだ
泣いていたのか?
‥‥あぁ
魚はどうしたのさ?
それが、ガラにもなく笑わせようと必死になるんだよ。泳ぎで急旋回したり、急ブレーキ掛けたりいろいろしてさ‥オカシイだろ?
‥いいや
‥‥笑えよ
いいや、笑わない。それで、そんの人魚は泣き止んだのか?
‥いいや、まるでこちらに興味を示さないんだ
‥どんな人魚だった
なんて言うのかな、髪は綺麗なライトブラウンで、鱗も髪と同じくライトブラウン。肌は白亜みたいに白いんだ。真珠でできた髪飾りをしていて、彼女がしゃくり上げて動くたびにシャラシャラ音をたてるんだ
なかなかの美人‥‥
さぁ、顔はちゃんと見えなかった
へぇ
ただ、不思議なんだ。潮の中なのに涙が溢れてた
真珠?
‥蒼い緑柱石たっだ
‥‥アクアマリン
1オンスも満たないような涙が、落ちる途中で結晶になるんだ
‥綺麗だな
あぁ、溢れた結晶が、腕や鱗に降りかかるんだ
‥‥
ライトブラウンとアクアマリンの蒼があんなに相性のいい組み合わせだとは思ってなかった‥‥
‥‥そうか‥
‥あぁ‥‥
少年たちはしばしば微睡むように、それぞれ遠い海に思いを馳せた。
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今日は久々に大きな希死念慮に襲われて、午前休では足りずに、一日休みにしました。
夕方にやっと動けるようになって、久しぶりにアーリーイムソムニアカフェをしようとしたら、なんと小麦粉がない事態。あたしの部屋に小麦粉がないとか。ありえない。
驚いて買いに出ましたよ。
で、きちんとチョコチップクッキー焼きました。
今回もおいしかったです。