SHILISUのすとれーじぼっくす

詩、文章。日記。書いてる人は適応障害。抑うつ状態で休職してましたが復職しました。

☆詩☆夏祈 2011年6月17日

「夏祈」(2011年6月17日mixiより)

 

夏が来て
流れて落ちる
甘い汗
抱き留めて冷える胸
進展しない想いに
あたしの心が
流すのは涙
あたしだけの懸想(かたおもい)
伝わるように
それだけを思う

 

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夏祈で「なつき」、夏が来る「夏来」とも掛けてます。

恋心かと思いつつ。

日付的には、沖縄慰霊の日について考えていたのかも。

 

沖縄の人の思いや考えは、沖縄の人にしかわからない。

政治的なものや、県外からの視点、うん。

言われることわかる。

 

それかもしれないけど、たぶんだけじゃない。

 

 

たぶん、あとは、あたしの独特なところ。

 

大学で寮生活していたときに。寮先輩の一人がサークルの合宿で沖縄の国頭かどっかに1週間くらい民宿か、民泊か、わからないけれど、してきた。

合宿から帰ってきて、「沖縄、どうでしたか?」と聞いたら。

「SHILISUちゃんのことがわかった気がする」と、真っ先に言われました。

「SHILISUちゃんは、やっぱり、こっち(本州)の人とは違ってて、いい意味で浮いてるっていうか、距離感がこっちの人とは違う気がしてたけど。きっとそれが、『ゆいまーる』?とか『いちゃりばちょーでー』?みたいなヤツなのかなって。ビックリするくらい、SHILISUちゃんみたいなリアクション?寄り添い方?するおじーとかおばーとか、おじさんとか、おばさんとか?だらけだった。だから、SHILISUちゃんは沖縄なんだなーと思った」と。(完璧にこの言葉ではないですが、そういう意味のことを言われました)


そっか、やっぱり浮いてるのか。と思いました。

 

この間、ポケモンGOで、近くの古いアカギがポケストップだったので、見に行ったけれど、暑くて。木陰で休んでいたら、きっとご近所のおば様が日傘しながら、日陰歩いてきて、日向に避けたら、「あら」って顔で見られて。

「暑いですね。陰で休んじゃいました」と思わず声をかけました。

「ねぇ、暑くてねぇ。この、アカギ、市の指定なのよ、400年て言われてるけど、(近所の)年寄りはみんな、もっとだよーって言いますよ」「そうなんですねぇー立派ですよね」「それじゃ」「はぁい、日射し気をつけて」みたいな会話。

 

まるっきり沖縄の会話。

 

けど、最近は、こういうのも無い気がします。

沖縄で、この歳(33)で、みんな、もう周囲でもこういう知らない人との会話的なの、やってる人見ない。

ちょっと、さみしい。

道聞く時、思わずおばさんたちだったら、「おかぁさん(もしくは、おねーさん)、道聞いてもいいですか?」と声をかけられる自分が好き。

買い物してて、レジの人と話してて、それが自営業だったらしーぶん(おまけ)もらえる自分が好き。


寮先輩に言いたかった、沖縄でも、浮いてるんです。

 

うん、やっぱり、さみしい。