SHILISUのすとれーじぼっくす

詩、文章。日記。書いてる人は適応障害。抑うつ状態で休職してましたが復職しました。

○日記○なんだかうちの化け猫たちが

とうとう12月がきた。

誕生月にも関わらず。物悲しい気持ちになること甚だしい。

何がそうさせるのか。

思えば大抵いつも12月の始めは感情が、低め。

去年は久しぶりにそんなことはなかったけれど。今年はいつも通りだ。

というか、体調もあいまって、物悲しさが甚だしい。

 

さて、最近寒くなってきて、あたしが寝るときにもちもちクッションを抱くからか。

夢にうちの化け猫たちがやってくる。

長ニャンのリットと、三ニャンのジンジ(次ワンのバロンは一緒のベッドはほとんどなかったから、ときどき首をフリフリするのを見せにくる)。

化け猫たちは夜に来ることがほとんどだが、体調の悪い昼寝にも顔を出してくる。つまり、最近の昼寝には、うちの化け猫たちの気配をよく感じる。

 

そのせいか、どうも、最近、ネコが気になる。

仔ネコを見かける時期で、成ネコもなんだかよく見るからか。Pokémon GOで歩くからか、なんなのか。

 

先日、車に轢かれてしまった仔ネコを見つけてしまった。

哀しい気持ちになった。

姉のように亡骸をよくよく観察した(観察できないときはしない、できるときはなるべくする)。

そして「ニャー!」と三回鳴いた(うちの姉はそういう弔い方をする、姉は一回鳴くらしいがあたしは三回鳴くことにしている。断末魔の叫びを死んだネコのかわりに上げて、死を悼むのだそうだ。オリジナリティあふれているし、下手に「可哀想」と嘆くよりは好きな方法だなと思って、教えてもらって以来、倣っている)。

 

ところで、かなりのネコ好きだけれど、仔ネコを見つけても拾おうとは思わないし、拾わない。

行き当たるネコさんには、「こんにちは、ネコさん、車に気をつけて」と声をかけるくらいである。

気になった成ネコさんには「さわらせてくれる?」と手を差し出して “いいよ” と言われたら少し撫でて「触らしてくれてありがとう、バイバイ」と言う。

仔ネコに関しては “お願い” されても「ごめんね、何もできないよ。強く生きなさい。くれぐれも車に気をつけて」と言葉をかけて、絶対に触らないと決めている。

 

新しいネコさんとの生活よりも、うちの化け猫たちとの想い出だからである。

 

しかし、最近、その化け猫どもがよく夢に現れるものだから、その意味を考えさせられる。

そろそろ毛皮を変えて現れるよという合図なのだろうか?

それとも、現状を “心配” されてるのだろうか。

 

おそらく後者だが。

気にかかる。

 

化け猫たちはたいてい、あたしに背中を撫でさせてくれた上で、こちらを見つめて、尻尾であたしを撫でていく。

今日の昼寝は、姿はなかった気がするが。

なんだか、毛並みを感じた。あとは鼻息だ。

“起きろ” とフンフンされるあれである。肉球に踏まれた気もする。

 

おかしなものだ。

 

とりあえず、うちの化け猫たちが、やたら、何かを訴えてくる。

 

不思議なものだ。

 

12月が来た。

物悲しい気持ちになる。

年賀状の消ゴム判子のデザインを考えて、残っているのなら切手がミッキーマウスの年賀状を買わねばならぬ。

 

ついでに、野良ネコ(道ネコ)さんとのつきあい方について語った日記もどうぞ。

https://shilisu.hatenablog.com/entry/2019/09/19/000000