SHILISUのすとれーじぼっくす

詩、文章。日記。書いてる人は適応障害。抑うつ状態で休職してましたが復職しました。

☆詩☆home 2009年12月27日

home(2009年12月27日 mixiより)

 

遠い記憶に
碧い島
いつまでも夏をひきずる
あの山に
落とした石と
求めた神花
望めど叶わぬ船旅に
一人焦がれる夢一夜
騒ぐ心に浮かぶのは
緑の蜥蜴と青い海
鮮やかなブーゲンビリア水仙
さようなら
おかえり
ただいま
ありがとう
寄せて返す波に
骨に似た珊瑚が笑う
流れた涙は海の味
遠い記憶に
碧い島
叶わぬ船旅に
ただ言葉なく
立ちすくむ

 

――――以下、その日の呟き―――― 

先日母方の祖母が亡くなり
昨日母と父と姉は祖母の故郷(離島)に祖母の骨を還しに持って行きました
「おじぃと一緒になりよった」
母の電話からの言葉に少し目頭が熱くなりました
あたしは一番祖母から遠い孫で
姉は近い孫
姉妹で歳が離れていると(ちなみに16違います)こんなこともおこるんですね(笑)
あたしは実家で一人留守番でした
なんとも淋しいことです
でも
可愛い可愛い猫2匹と犬1匹がいてくれたので
やり過ごしました
できれば
母が頑丈な時に島には行きたいものです
叶いそうで
未だに叶わぬ願い
来年こそは
どうにかなりませんかね(笑)

 

―――――――――――――――――――――――

今考えても、あの夜は寂しかったです。

どうしてあたしは、毎回、こう、あの島にはつれていってもらえないんだろう。と、頭はぐるぐる。


ですが、なんと、10年後、どうも、今年、叶いそうです。


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沖縄では、蝶はニライカナイ(天国)からの使者と言われてます。


たぶん、写真の蝶は、ツマムラサキマダラだと思って撮ったんですが。そこまで紫でないですね。