SHILISUのすとれーじぼっくす

詩、文章。日記。書いてる人は適応障害。抑うつ状態で休職してましたが復職しました。

☆SS☆鏡の上の波 チョコチップクッキーは

鏡の上の波 「‥‥難しい」 鉛色に青光りする波を眺めながら、小さく呟いた。 船は小さな島島を渡り、今、あたしは帰郷のための船に乗っていた。 帰路の安堵感なのか、旅の疲れなのか。眠いのか、ダルいのか、そんなよくわからないような状態で、あたしは海を…

☆SS☆ 人魚の涙

人魚の涙 なぁ秀孝、人魚の涙って見たことあるか? それって真珠のこと? そうだな、普通はそうだよな? 違うの? ‥いや、あってるんじゃないか? ‥‥? 夢、見たんだよ ‥夢?どんな 俺は海の中にいて‥魚なんだ ‥圭祐が魚なの? あぁ、きっと熱帯魚かなんかだ…

○日記○ ここまでの日々

4月に今の職場に配属されて、新しい業務を把握するのは遅くはなかったともうのですが。そうですね、なんというか。久しぶりに小規模な職場なので、兼任業務が多くて、自分がその曜日にどこにいて、何そしているべきなのかをつかむのが難しかったです。 5月は…

☆SS☆雨降り 7/18

雨降り 雨の強さに、空が白くけぶる夏の夜。 物干しに少年が一人、雨を避けながら読書に耽っていた。 ‥‥英和(えいわ) と、そこに現れた新たな少年、手には湯気を立てるカップを二つ。 ‥東洋(はるひろ)、何処から入ったのさ 勿論、玄関からさ、ついでにキ…

☆SS☆南のオーロラ

南のオーロラ 亜熱帯。 何処までも続く、白い砂浜。遠浅な海岸故に広がる、だだっ広い、スペアミントの海‥‥。 初夏の日射しが降り注ぐ窓辺に、白いリネンのカーテンが爽やかにゆれる。 籐の椅子に座った少年は、読んでいた雑誌を膝におき、窓の縁に腰掛けて…

☆詩☆声には出せず 7/17

声には出せず 2011年06月15日17:14 睫毛を揺らす その声は 広く渡ってどこまでも 何をするでもなく たゆたうように 私を包む 前髪があがり 頬には口付け 誰からでもない 自分への想い 呟くに留まらず 叫ぶに収まらず しようがないので 黙り込む そんな私に …

☆詩☆m-c と近況報告

「m-c」 2011年01月05日18:10 臥せた睫毛に絡む月 細く折れて 涙に溶ける 苦い想いが私を焦がす あなたが注ぐ青い夢 紅茶よりも珈琲をちょうだい ため息に揺れる憂鬱 甘さの目立つミルクは あたしを鈍く曇らせる ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

☆詩☆2つの詩と心情

(2017年4月22日Instagramより) 互いに別の記憶のある道これから隣を歩けたら (2017年4月23日Instagramより) 愛してるなんて言わないけれど君に伝えたいのは一緒に歩みたいってそういうことで 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 安眠に必要なものがイ…

☆詩☆オレンジのベイクドチーズケーキ

(2017年4月18日Instagramより) どこかの恋人たちはオレンジジュースが恋に落ちるきっかけ あたしとあなたにはオレンジのチーズケーキがはじめてのケンカ記念 手探りに熱くなって焼けたんだかどうだかわからなくてでも明日にはきっと冷めて落ちついて素敵な…

○日記○2021年6月22日

2021年6月22日 だぁりんの所に行ってきました ほぼ向こうの家族に挨拶でした ちょーっと疲れて飲みすぎて潰れてしまいました。 緊張って怖いですね 楽しかったですがエーエーエー すぷんのリア凸もしました すごく楽しかったです

☆詩☆2021年6月19日

甘いお菓子も可愛い小物も あの頃ほど煌めかない あんなに甘くて可愛く見てたのは あなたの目を通していたと知ったから あたしはもう少しスパイシー あたしはもう少しクール そういうものを 好んでいたのを思い出したから でも気づいてしまったのは 今ここは…

☆詩☆無題2021年6月15日

糸を紡ぐ蜘蛛のように 言葉を手繰(たぐ)って あの人をつかまえる網を作りたい 毎朝毎夜 新しく作り直して 何度も何度も 手のひらを絡めとって 指先にキスをする 放たれる言葉を全て あたしのものに

○日記○久しぶり

ずいぶん書いていない。 すぷんや、ついったに時間を使っている。 新しい職場になって、仕事のあれこれや、係のあれこれ、あとは単純に環境の変化にやられている。 前の職場よりも、いまの職場は過ごしやすい。 理解もある。 単純に慣れていないだけなのがわ…

☆詩☆夜に溶ける

夜に置いてかれるのが一番嫌い追いかけても追いかけてもあの光に届かないから手元の光が消えて結局は目蓋の裏を眺める開いて散るモザイクいつの間にかの眠れてもふと目覚めたときはやっぱり独りどこまで続くかわからないそんな暗がりを眺めて冷蔵庫の音を聴…

☆詩☆また2つ

ピッタリなのに脱げてしまうガラスの靴 毒リンゴ食べた唇に触れるのに死なない王子 胃を切られて石詰められて縫われて眠ったままのオオカミ 鰓呼吸なのに地上で呼吸できて声帯がある姫君 2016年4月17日 あの囁きを秘めて想いを鎮めるためにこの身をあの碧の…

☆詩☆いそがしいなぁ

(2017年4月11日Instagramより) 染まる頬映る唇君に寄せる想い ーーーーーーーーーーーーーーー (2017年4月Instagramより) 苦手なのはわかるけど一度だけでいいためして一口でいいそしたらきちんと用意するからあなたのためのミルクとシロップきっと甘…

☆詩☆詩を2つ 再び

(2017年4月10日Instagramより) しゃがむ背中探す幸せそのうなじがどうしようもなく愛しい (2017年4月11日Instagramより) 毎日が繋がって過去今未来人と人が繋がってあなたあたしみんな真っ白なピース真っ白なパズルどこまで広くどんな色に 誰が決める …

☆詩☆詩を二つ

(2017年4月9日Instagramより) 耳をおおうとそこは海の中 (2017年4月9日Instagramより) 飛び立ったら一直線翼にためた力は夢みた未来

☆詩☆音なく

(2017年4月6日Instagramより) 音なく積もるもの雪想い時間あなたとあたしの間を埋めよう ーーーーーーーーーーーーーー 距離も含まれるのでしょうか。

☆詩☆無題

****呟く言葉は宙を舞い弾けて赤い花になるキラキラ落ちる花びらは肌を焼いて靴に降り注ぐ 2014年12月21日

☆詩☆どの花を

(2017年4月2日Instagramより) 香る花を片想い 散るとわかって咲く花を恋 例える先人は 愛を伝えるときに どの花を選ぶのか ーーーーーーーーーーーーーーーーー 新しい勤務地は なかなかに自然豊かで おもしろいです 既知の職員も多く 助かっています た…

☆詩☆東京レモン と4/2

(2017年4月2日Instagramより) 東京の雪空は月を含んだようなレモンイエローあたしだけが感じているようで他の誰にも伝わらなかったけど雪国の雪空は白くて薄青いやっとみんなと同じものを見ることができたかもしれないけれどレモンイエローの空を信じるあ…

○日記○とりあえず

選んだ色は君の好きな色 生きてます!! どたばたです!!

☆詩☆薄紅 と近況

(2017年3月30日Instagramより) 爪の先を焦がすような甘い想い匂いたつような薄紅の恋きっと触れたら散って降られて ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 来年度の異動が決まり、今日は引き継ぎに行った。 現職場から、次の勤務先まで91キロあった。 ばび…

☆詩☆無題

(2017年3月30日Instagramより) あの日あなたがくれた花その日あなたがくれた優しさ

☆詩☆ピアス

甘い記憶握りしめて小さな欠片をピアスに隠す青いスペル唱えて投げようあの向こうへ 2014年7月24日

☆詩☆無題 とやっとの投稿

(2017年3月21日Instagramより) あなたに届けたいたくさんのありがとう ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ずいぶんご無沙汰な今でーす 異動前の引き継ぎのゴタゴタ。 っていうか、異動前のゴタゴタ中の「今それ言う?」の嵐。 あとは、ちょっと精神的…

☆詩☆苦しく

(2021年3月21日Instagramより) ねぇあなたのその場所は苦しくないの?苦しい思いをして咲くからあなたは美しいの? ーーーーーーーーーーーーーーーーー いやもう 会議が苦しくてたまらない

○日記○3/13朝

さて、しばらく日記らしい日記から遠ざかっていた。かな。 やはり、3月は忙しく、そこに異動が今年は重なったため、詩をためることに費やしていた。ちょうどインスタの時期も重なり始めたところであるし。 良い機会だ。 だいたい、5年での異動である。 新…

☆詩☆隣に

あの頃はなかった歩道一緒に歩いたことなんてないのにどうしてでしょう?ふとあの日を思い出します陽射しに汗をかき雨に凍えてそれでもただ真っ直ぐに歩いた夜空の下にはいつもあなた道程の隣にあなた。 2015.3.17 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 体調…