ゆっくり閉じた睫毛頬を撫でる泡私の奥に生まれた言葉伝えられない想い悲鳴さえあげられず踏み出す毎に突き刺さる痛みこぼれた涙は真珠になって私の想いを連ねて落ちる延ばす腕けれど届かないからこのまま海に還ります 2011/2/9「泡になる」
月がまぁるく昇るから夢見がちについた嘘淡く溶けた花びらに睫毛のカールが甘く光る延ばした指に触れた雫あなたは何を想うのだろうそっと煌めくあの言葉黄緑に砕けて宙を舞う 2011/4/19「月に黄緑」
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